2019年7月20日。シアトルへ戻ってきました。プリンセス・クルーズ最終日の体験談です。
1. クルーズ船の下船準備
いよいよクルーズ最終日になりました。この日はシアトルへの帰港は朝の7時を予定していましたが、下船が殺到して込み合うのを防ぐために、以下の表の通り、荷物の扱い方、空港への移動手段、搭乗予定の飛行機の時間帯、シアトル内でのツアー手配の有無等の条件をもとに、事細かに下船時のグループ分けがされていました。
そして、グループ毎に集合場所と集合時間が指定されました。荷物の運搬・下船後の交通手段等すべて自分でやる人は、一番集合時間が早いグループに割り振られ、集合時間も7:20 AMとなっていました。一番集合時間の遅いグループは10:15 AMだったので、3時間以上かけての下船作業となりました。
私は前回の記事の通りPort Valetを利用したことと、余裕をもって遅めの飛行機(1:18 pm発)を予約していたため、「PORT VALET BBBB」に割り振られました。集合時間は7:55 AMでした。ちなみに朝食は朝の5時からとることができたので、朝食を食べる時間も十分ありました。
2. 下船と空港までの移動
下船の許可が出たのは、集合時間後、15分~20分位たってからだと思いますが、途中で人が渋滞するということもなくスムーズに下船できました。
まずは、荷物をクルーズ・ターミナルの手荷物受取所を通るので、前の夜に荷物を運んでもらった人はここでピックアップする必要がありますが(Port Valetを利用した人はここは素通りでOK)。
そしてアメリカの入国審査ですが、ここでも空港のような物々しい感じではなく、パスポートやグリーンカード等を呈示しながら、移民審査官のわきを通り抜けるという感じでした。ちなみに、私はパスポートとグリーンカードの両方を呈示したのですが、グリーンカードの方をじっくりと見られました。
ターミナルを出ると、すぐにタクシー乗り場があります。タクシー乗り場はがらがらで、タクシーも何台か乗客が来るのを待っていたため、ほぼ待ち時間なしでタクシーに乗れました。ちなみにプリンセスクルーズ社が用意したリムジンバスで移動する人が多いようで、リムジンバス乗り場の方は行列ができていました。
下船時間が早いグループに割り当てられたこと、タクシー乗車で待ち時間がなかったこと、渋滞もなくスムーズに到着したこともあり、空港についたのは9時過ぎだったかと思います(少なとも10時前だったと記憶しています)。チェックインは済んでいるし、搭乗券もすでに印刷物を受け取っていたので、空港についてからはそのまま搭乗ゲートに直行できる体制でした。前述の通り、予約した飛行機の離陸時間は午後1時過ぎだったので、空港で結構時間をつぶさないといけないはめになりました。
クルーズ終了後の飛行機の時間帯については、プリンセスクルーズ社からのガイドラインは「帰港日は到着時間の4時間以上余裕をもったフライトを予定するよう」にとのことだという話を予約および準備編の記事で書いたのですが、4時間後にあたる11:00 AMが結局ちょうどよい便だったようです。
ともあれ、飛行機も特に遅れることなく無事ニューヨーク(JFK)につき、アラスカクルーズの旅は幕を閉じました。
3. (参考)プリンセス・クルーズ・
ショアエクスカーション
参考までに、シアトルに下船後宿泊する乗客、およびシアトル空港を下船日の午後~夕刻に出発する乗客を対象としたショアエクスカーションが用意されてました。
オンラインサイトおよび船内にあったパンフレットは英語表記のみでしたが、たまたま日本語のPDFファイルを見つけたので、スキャグウェイで選べるアクティビティを紹介します。以下、日本語PDFファイルの49ページ目からの引用です。
(1) パイク・プレイス・マーケット (Pike Place Market)
世界でも有名なフライフィッシュの故郷パイク・プレイス・マーケットは西海岸で最も古い屋外マーケットで、芸 術家、地元農家、漁業者がお店を沢山だし、興味深いがお店が軒を連ね、とても賑わっています。
(2) スペース・ニードル (Space Needle)
1962 年の万国博覧会に建設された、未来的建物で、シアトルの空にくっきりと輪郭を残しています。高さ 181m にある展望台からはエメラルド・シティの自然美を眺めることが出来ます。
(3) パイオニア・スクエア (Pioneer Square)
ダウンタウンより南東にある、17 ブロックにも渡る歴史的保存地域でシアトル発祥の地域です。1889 年の大 火の後再建され、美しく修復された傑作建築などがいたるところにあります。
(4) ワインテイスティング (Wine Tasting)
ダウンタウンより 30 分弱のところにあるウッデンビルには 100 以上のワイナリーがあります。試飲室やツアー が沢山用意されているので、お好みでお選びください。中には有名なコロンビアワイナリーやシャトー・セン・ ミッシェルなども含まれています。
(5) ボーイング工場とフューチャーフライト航空センター (Boeing’s Future of Flight Aviation Center)
北米で唯一商業ジェット飛行機組み立て工場を見ることができる施設で、フライト力学や航空イノベーション について学ぶことができ、ボーイング社の舞台裏を見ることが出来ます。
(6) ハイラム・チッテンデン水門 (Hiram Chittenden Locks)
1911 年に作れた水門でヨット、モーターボート、タグボートや荷船が行き来できるように、ピュージェット湾とユ ニオン湖、ワシントン湖を結びます。
(7) インターナショナル地区 (International District)
シアトルでも古い地域の一つで、深い歴史と文化のある国際的な地域です。美味しいレストランやユニークな お店が並び、多国籍な雰囲気を楽しめます。
(8) ユニオン湖 (Lake Union)
シアトルダウンタウンの近い都会の宝石で人気のリクリエーションスポットです。水上飛行機や競走用ボート や遊覧船、公園やフローティングハウスなどが湖岸に点在しています。
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