2019年7月19日。最後の寄港地は、カナダ、ブリティッシュコロンビアのビクトリアでした。 ルビー・プリンセス七日目の体験談です。
目次
1. 午前中~夕方(船内)
寄港時間が最も短く、ビクトリア港に夕方7:15時に到着、真夜中の11時59分に出航(午後11:30までに帰船)というスケジュールだったので、夕方までずっとクルーズ船の中でした。
Ice Curvingのデモンストレーションの見学、自然学者Michael Modzelewski氏による公演を聞きに行った以外は、荷造りをしたりしてまったりと過ごしました。夕食も、ビクトリア観光の前にすませてしまいました。
1.1 氷彫刻(Ice Curving)のデモンストレーション 12:00 pm ~
プールサイドで行われました。2人のデモンストレーターが別々に作業をしました。男性の方は、柔らかいものを削るようにさくさっくと作業を進めていったのですが、女性の方は力いっぱい削っているけど硬くてよく削れない感がありました。
男性の方は途中で休憩をはさんだり(2人が同時に終わるように時間調整していたようです)、後半は女性の作品を削るのをちょっと手伝ってあげたりもしたのですが、時間の制約もあり結局女性の作品は未完のまま終了しました。
1.2 自然学者Michael Modzelewski氏による公演(1:00 pm~)
1時からは、自然学者Michael Modzelewski氏による講演があったので聞きに行きました。4回目の講演となるこの日は、「Native People of Northwest Coast」というタイトルで行われました。
1.3 荷造り
ビクトリア観光のためにクルーズ船から降りる前に、荷造りをしてエアラインにチェックインしたいスーツケース等を自分のキャビンのすぐ外の廊下に出しておく必要がありました。
これは、Port Valetというサービスを利用したい人、および翌日の下船時に荷物を船から降ろすのを手伝ってほしい人が対象なので、自力で荷物を運ぶつもりの人には関係ありません。私たちはせっかくなのでPort Valetを利用することにしました。
Port Valetというのは、クルーズ終了後に、クルーズ船からシアトル空港まで荷物を運んだうえで、搭乗者に代わって荷物のチェックインまで済ませてくれるサービスです。対象となるのは、アラスカ航空、アメリカン航空、デルタ航空、ホライゾン航空、ジェットブルー、サウスウェスト航空、ユナイテッド航空の7社を利用する人です。
このサービスには、オンラインチェックイン(搭乗の24時間前から開始)、搭乗券の印刷、預け入れ荷物の荷物タグの印刷、預け入れ荷物に料金がかかる場合の料金の徴収まで含まれていました。なので、荷造り後は、キャビンに届いていた預け入れ荷物の荷物タグをスーツケースに着けて廊下に出しました。
2. 夕方~夜(ビクトリア観光)
前述の通り、ビクトリア港に到着したのは夕方7:15時だったので、クルーズ船を出たのは7:30頃だったと思います。ちなみにこの日の日の入りは午後9時過ぎだったので、夕方の7:30はまだまだ明るかったです。
2.1 カナダ入国
入国手続き時には、移民管理官とのやり取り等は特になく、身分証明書(たぶんパスポートを見せたと思いますがはっきり覚えていません)を提示しながら通り過ぎるという、流れ作業的なものでした。ちなみに、カナダ入国のための税関申告書は、前もってクルーズ船にいる間に記入の上提出していたので、クルーズ船の乗客の分がまとめてカナダの税関に提出されたようです。左側の赤い屋根のブースは、観光案内所の出店みたいな感じになっていて、無料の地図の配布等を行っていました。
ツアーに申し込んでいない人は入国後、市街に徒歩で移動していました。私と主人もその例にもれず、市街地に向けて歩き始めました。
2.2 Fisherman’s Warlf
他の人が歩いている方向(とはいえ道なりに)歩いていると、最初に到着したのはFisherman’s Wharfで、Shopping & Dining Areaはビールを飲む人や軽食(ピザ、アイスクリーム等)を食べる人で賑わっていました。行先は分かりませんが、Water Taxiもここから出ているようでした。
特に目的もなく歩いていたので、主人はここで脱落し、私が気のすむまで観光をして戻ってくるのをビールを飲みながらこの場所で待つと言われたので、ここからは別行動になりました。
2.3 ビクトリアの街並み
街燈の一個一個に花が飾ってあり、とてもかわいい街並みでした。
2.4 州議事堂(The Parliament Buildings)
下の写真は、州議事堂とCenotaphおよび州議事堂と州議事堂とQueen Victoria Statue。
ビクトリアについては時間不足であまりリサーチしていなかったので、州議事堂まで到着して写真に収めたあと帰途についたのですが、後で調べてみると州議事堂の庭園内に結構みどころがありました。なので、これから行く人は是非下のリンクを参考に、時間をかけて探索してみてください。
↓↓
Legislative Assembly Outdoor Self-Guided Walking Tour(PDFファイル)
2.5 乗船
主人と合流後、船に戻るころには暗くなり始めていました。ちなみにクルーズ船のすぐ近くにお土産屋さんがあり、まだ時間に余裕があったこともあり覗いてみたのですが、会計が長蛇の列でした。
クルーズ船から州議事堂への道中ではいわゆる「 観光客用のお土産屋さん」というお店は見かけなかったので、ビクトリアで買い物をしたい人は予め市街のどこら辺にお土産屋さんがあるのか確認しておくことを、またはアラスカにいる間に買い物を済ませておくことを強くお勧めします。ちなみにおすすめはケチカンで、ケチカンが一番お土産屋さんが充実していました。
乗船前にカナダの出国手続きとしてパスポートを見せるのかなと思っていたのですが、確認されたのは船のクルーズ船のキーカードを所持しているかのみでした(クルーズ船に乗り込む前には、キーカードを所持しているのが本人かどうかの確認が毎回あります)。ちなみにシアトルに到着して下船した後に、アメリカ入国手続きをするときにはパスポートの提示が求められました。
3. スケジュール表
4. (参考)プリンセス・クルーズ・
ショアエクスカーション
上述の通り、私は今回はツアーを利用しませんでした。プリンセス号内では、 以下のアクティビティ(単体また2種類以上の組み合わせ)を含むショアエクスカーションが用意されていました。
オンラインサイトおよび船内にあったパンフレットは英語表記のみでしたが、たまたま日本語のPDFファイルを見つけたので、ビクトリアで選べるアクティビティを紹介します。以下、日本語PDFファイルの45ページ目からの引用です。
(1) ブッチャート・ガーデン Butchart Gardens
ビクトリアで最も人気があり、25 ヘクタールの敷地には花が咲き乱れる素晴らしい植物園があり、迷路のよう な小道、噴水、美しく手入れされた木々、ブロンズ像があります。
(2) 立法府ビルディング (Legislative Buildings)
ブリティッシュ・コロンビア州立法府ビルディングは 1893 年にビクトリア女王の即位 60 年を記念して建てられ ました。夕刻には 3000 もの電球でライトアップされます。
(3) フェアモント・エンプレスホテル (Fairmont Empress Hotel)
インナー・ハーバーに建つカナダ国定史跡。ビクトリアで最も古く有名なホテルの一つで、町のアイコン的シン ボルとなっています。
(4) ビーコン・ヒル公園 (Beacon Hill Park)
青々と茂る55ヘクタールのオアシスはビクトリアの中でも特に素晴らしい公園で、美しく手入れされた部分と自然そのもの の美しさが融合されています。野生生物、野鳥が生息し、アウトドア好きな人々もこの地を訪れます。
(5) ビクトリア・バタフライ・ガーデン (Victoria Butterfly Gardens)
敷地面積 0.11 ヘクタールに多数の蝶が自由に飛び回る様は熱帯のパラダイスのようです。庭園内には貴重 な鳥類が生息し、鯉が泳ぐ池、息をのむほど素晴らしいジャングルの木々などがあります。
(6) クレイダーロック城 (Craigdarroch Castle)
カナダ国定史跡であるビクトリア様式のお城は 1887 年から 1890 年の間に建てられました。修復されたお城 を散策し、アンティークの品々や家具を見学しながら散策をお楽しみください。
(7) ビクトリア・パブ (Victoria Pubs)
パブは気軽に立ち寄れる人気の場所で、ビクトリアダウンタウンでは、伝統的英国スタイルのパブから、カナ ダの雰囲気が楽しめるパブまで、幅広く楽しめます。お好みのパブを見つけてお寛ぎください。
(8) ホエール・ウォッチング (Whale Watching)
ビクトリア周辺にはシャチが生息しています。スリリングなハーバークルーズに出かけてシャチを探しましょう。 その他アザラシ、アシカやネズミイルカを見ることができるかもしれません。
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