2019年7月16日。アラスカクルーズ2番目の訪問先はスキャグウェイ(Skagway)でした。終日ほぼ曇り、たまに小雨が降んではすぐに止むという感じの天気でした。 ルビー・プリンセス四日目の体験談です。
目次
1. 午前中(船内)
この日はスキャグウェイへの到着時刻7:00 am、出港が8:15 pm(7:30 pmまでに乗船)というスケジュールだったので、朝早くから活動を開始しました。 とはいえ申し込んでいたツアーの集合時間は8:30amだったので、午前中の船内での活動といえば朝ご飯を食べた程度で、その後集合場所へ直行しました。
2. ホワイトパス・サミット&市内ツアー
2.1 ツアー概要
私が今回選んだのは、 ホワイトパスの山頂を目指して、ホワイトパス鉄道と並行するクロンダイク・ハイウェイをマイクロバスで往復しつつ、スキャグウェイ市内を観光するという「 White Pass Summit & City Tour 」でした。今回も外部ツアーで、催行会社はFrontier Excursions&Adventures、2時間45分という比較的短いツアーでした。
ちなみに、スキャグウェイで一番人気のツアーは「ホワイトパス鉄道 &ユーコン・ルート鉄道 」で、 往復で2時間45分 、一日に何回か運航していました。ただ、私がツアーの手配をし始めたのはクルーズの始まる2週間ほど前だったこともあり、午前中に出発する予約枠は既に残っていなくて、出発が午後3時台とかだったこともあり今回は見送ることにしました。尚、「ユーコン準州探訪 & ホワイトパス鉄道の旅 」のような全行程8時間超のツアーはまだ申し込み可能でした。
以下、当該ツアーの申し込みページからの引用です。
The narrated drive up the gorgeous Klondike Highway parallels much of the Gold Rush Trail of 1898 where stampeeders struggled to climb carrying their ton of goods during winter snows. Along the route are spectacular vistas of steep mountains of coastal rainforest and historical stops, including Brackett Wagon Road, Pitchfork Falls, Moore Creek Bridge, and views of the WP&YR railroad. Breathe in the fresh mountain air and watch for wildlife.
Upon cresting the White Pass Summit (3292 feet, 1003 meters), take in views of the sub-arctic alpine tundra of the “Tormented” Valley, with its crystal blue Summit Lake and snowcapped mountains. At the US/Canadian border, have a photo opportunity with the Welcome to Alaska sign!
Our return trip takes us the Skagway Scenic Overlook, which offers a panoramic view of the entire town, harbor and cruise ships. Also included are the historic downtown (part of the Klondike Gold Rush National Historical Park) and the Gold Rush Cemetery to visit our infamous outlaw, Soapy Smith, and hear tales of the early pioneers. Your guide will bring the Gold Rush to life with many stories of the history of the era.
2.2 写真スポット
道中は、景観の良いところを選んで何度か写真休憩が入りました。以下、一例です。
尚、一旦カナダに入った後またアメリカ(アラスカ)に戻ってくるという行程だったので、ツアー参加時にはパスポートを携帯することが求められました。パスポートの提示を求められることもあれば求められないこともあるとのことでしたが、私たちの時は特に提示を求められることなく、無事越境できました。
2.3 ゴールドラッシュ・セメタリー
3. スキャグウェイ市内
ゴールドラッシュ・セメタリ―を出た後は、帰途につきました。その後、スキャグウェイ市街でバスを降りるか、クルーズ船前まで行くか任意で選べました。私と主人はスキャグウェイ市内(クルーズ船から徒歩10分位)で降りましたが、クルーズ船まで戻る人の方が多かったように記憶しています。ちょうどランチタイムだったというのも関係しているかもしれません。
市内の写真をいくつかご紹介します。小雨が降っていたこともあり、主人に急かされたのであまり満足のいく写真ではないですが、雰囲気だけでも味わってください。
4. 午後~夜(船内)
船内に戻ってランチを食べた後は、船内でゆっくり過ごしました。また市内に戻ても良かったのですが、犬ぞり用の子犬が見れイベント「Puppies in the Piazza」に参加したかった(のと、再度外出するのが面倒くさかった)ので船内にとどまりました。
夜は、船内のイベントが目白押しだったので、早めの夕飯を済ませた後は、歌と踊りのショー「Once Upon a Dream」(2回公演がありましたが7:15 pmの部)および、Carlos Oscar氏のコメディーショー(こちらも2回公演がありましたが10:15 pmの部)の観劇をしました。
二つのショーの間は結構時間が空いたのですが、クルーズ船が港を出発していたこともあり、変わりゆく風景をカメラに収めつつ楽しく過ごしました。
5. スケジュール表
6. (参考)プリンセス・クルーズ・
ショアエクスカーション
上述の通り、私は今回も外部のツアーを利用しましたが、プリンセス主催のエクスカーションとしては、 以下のアクティビティ(単体また2種類以上の組み合わせ)を含むものが用意されていました。ちなみに、上記で説明した、私の参加した外部ツアーは(3)にあたると思います。
オンラインサイト(米国サイト)および船内にあったパンフレットは英語表記のみでしたが、プリンセスクルーズの日本サイトで日本語のPDFファイルを見つけたので、当該ファイルで紹介されているスキャグウェイで選べるアクティビティを紹介します。日本語PDFファイルの18ページ目からの引用になります。
(1)ホワイトパス&ユーコン・ルート鉄道 (White Pass & Yukon Route Railroad)
スキャグウェイとカナダのユーコンを結ぶ「世界の景観鉄道」です。標高873メートルのホワイトパス山頂への 往復 65 キロの旅は一生忘れられない思い出となるでしょう。
(2) アウトドア・アドベンチャー (Outdoor Adventures)
アウトドア好きの方にとって、これ以上の場所はないと言っても過言ではないでしょう。犬ぞりや乗馬、ホエー ル・ウォッチング、ハイキング、川下り、自然観察、飛行、ジップラインでの空中散歩などをお楽しみいただけ ます。
(3) クロンダイク・サミット (Klondike Summit )
クロンダイクハイウェイに沿ってある標高 1000 メートルにあるクロンダイク・サミットはホワイトパス・サミットと も呼ばれています。ホワイトパス&ユーコン・ルート鉄道と並行して走るこの旅は、息をのむような滝、氷河、 景観を見ることができ、デッド・ホース・トレイル(死に馬の道)と苦しめられた谷を垣間見ることができます。
(4) ゴールドラッシュの歴史 (Gold Rush History )
ユーコンゴールドラッシュの時代にタイムスリップします。鉱山集落を探検し、砂金を取ります。当時の衣装を 着た人々が 1800 年代の繁栄した町の当時生活の様子を紹介してくれます。
(5) ユーコン(カナダ) (Yukon (Canada) )
ユーコンはいくつもの河川が網の目のように流れる自然地帯です。スキャグウェイから続く 104 キロの道のり では青々とした沿岸の景色からゴツゴツした荒野に変わる様子をご覧いただけます。 州都のホワイトホー スは鉱山と林業の中心で、ここを訪れるお客様を温かくおもてなししてくれます。
(6) ヘインズ (Haines)
ヘインズには手つかずの美しさと豊富な野生生物が共存しています。スキャグウェイより水路で 22 キロにあ るヘインズにはハクトウワシの大きな群れが生息し、世界最長のフィヨルドがあります。
(7) レッドオニオンサルーン (Red Onion Saloon)
クロンダイク・ゴールドラッシュ時代、レッドオニオンサルーンはスキャグウェイで最も高級な娼婦の宿でした。 今では色鮮やかな建物は、バー/レストランとなり国立歴史建造物となっています。
(8) 犬ぞり (Dog Sledding)
プロのマッシャー、犬ぞり犬に会って、アラスカ州のスポーツである犬ぞりについて学びましょう。氷河まで飛 行して雪の上を滑るか、夏の訓練地を訪れて車輪のついたそりを体験するかお選びいただけます。
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