2019年アラスカクルーズ 7泊8日の旅(9):6日目 ケチカン

2019年7月18日。アラスカ州上陸としては3番目の都市となったのはケチカンでした。 町中にトーテムポールがありました。ルビー・プリンセス六日目の体験談です。

1.午前中(ツアーに参加)

到着は朝の7:00 am 出発は1:15 pm(12:30 pmまでに乗船)と短い滞在だったので、前もってツアーの申し込みをしなかったのですが、内容の濃い一日となりました。

船を下船後、すぐに観光案内所があったのでまず、パンフレットや地図類を貰いました。その後、トローリーツアーの申し込みデスクがあることに気が付いたので、出発時間や料金を確認しようと近づいたところ、別のツアーの客引きに話しかけられました。2.5時間のツアーなので十分乗船時間に間に合うこと、ツアーの内容も良さそうだったこと、そしてどんどん値引きをしてくれたので、結局こちらのツアーに参加することにしました。

Ruby Princessの正面からの写真です。右手奧の、赤い背景に白地で文字が書かれた看板のでている薄茶色の建物が観光案内所、手前に2つ並んだの小さいブース(薄緑の屋根)が、トローリーツアーの申し込みデスクおよび私の参加したツアーのブースです。尚、クリーク通りからクルーズ船に帰る道すがらの商店街でもツアーの申し込みの受付をしていていました。

私が参加したツアーは、ケチカン市内を車窓から見た後、野生動物のいるエリアへ移動、その後トーテンポールを見た後クリーク通り(Creek Street)が終点というものでした。結果として大変満足のいくツアーでした。15人乗り位のバンでしたが、私と主人が乗りこんだ直後に更に2人の乗客が加わり(私たち同様、値引きしてもらったようです)、バンが満席になったところで出発しました。

(1)Herring Cove

最初の下車地はHerring Coveという場所で、バンをおりてちょっと歩きました。遠くに熊が(小さく)見えたらしいのですが、カメラの操作に手間取って(いつの間にかオートフォーカスではなく、マニュアルにになっていてピントがぼけていたため)見過ごしてしまいました。
熊は見逃したものの、遠くに鷲(わし)を見ることができました。いずれの場合も、ドライバー兼ガイド、またはツアーの参加者が発見して、みんなにどの方角を見たらいいのか教えてくれるという形でした。

このHerring Coveと道路を挟んだ向かい側(海側)は鷲の住処のようで、Herring Coveを堪能した後はそちらに移動しました。まずは、ズームインする前の写真。赤丸で示した場所に鷲(わし)がいます。
こちらは、一つ上の写真の赤丸部分にズームインして撮った写真です。

これは別の木の写真。この後これらの木の根元まで移動しました。

(2) 滝

次の下車地では、滝を見学しました。バンは15分程度停まったので、色々な角度から写真撮影ができました。

この後、帰路につきました。

(3) クリークストリート

ツアーの終点はCreek Streetでした。尚ツアーには、ドーリーズ・ハウス 博物館の入場料も含まれていたのですが、寄らずにぶらぶらと買い物をしながらクルーズ船へ徒歩で帰りました。

2.市内のトーテムポール

ケチカンの市内にはトーテムポールが沢山あったので、ツアー中及びその後にそれらを見て回るのも楽しかったです。

こちらはトーテムバイト州立歴史公園 (Totem Bight State Park)です。これは上記のツアー中に、バンの中からみました。ツアーではここでは停まらず、車窓から眺めただけですが面白そうなので、時間があったら是非立ち寄りたかった場所です。
これもツアー中にみたトーテンポールで、信号でバンが停まったときに車窓から撮りました。Raven Stealing the Sun Totem poleという名前のトーテムポールで、左の建物はKetchikan Public Libraryと思われます。(参考:Totem Poles located in downtown Ketchikan Alaska
クルーズ船の停泊港のすぐ近くにあった、Thundering Wingと名付けられた彫刻です。正面から撮影。
Thundering Wingを別の角度から撮りました。翼の文様もきれいです。
Thundering Wingの解説。

3.午後(乗船)

この日は帰船時間が早かったせいか、船内でのイベントが盛り沢山の日でした。

3.1. 自然学者Michael Modzelewski氏による講演(2:30 pm~)

まず最初に参加したのは、自然学者Michael Modzelewski氏による講演でした。3回目の公演となるこの日は、「Glaciers, Eskimos & Polar Bears」というタイトルで行われました。

3.2 マジックショー “Magic To Do”(7:15 pm~)

前日同様、Julien Losa氏によるマジックショーでした。今回は劇場での公演で、ミュージカルの中にマジックショーを組み入れた感じのエンターテイメント性の高いショーでした。

3.3 ゲームショー “The Marrige Match Game Show”(8:30 pm~)

これは3組のカップル(新婚カップル、結婚50年以上の熟年カップル、婚姻年数がその中間のカップル)が、配偶者のことをどれだけ知っているか競い合うというゲームショーです。女性陣が退席しているときは男性陣に配偶者(奧さん)に関するまたは二人にまつわる質問をして、退席していた奧さんが席に戻ったときに奧さんに同じ質問をして何問に同じ答えが得られるか、同様に男性陣が退席しているときは女性陣に対して配偶者(ご主人)に関するまたは二人にまつわる質問をして、退席していたご主人が席に戻ったときにご主人に同じ質問をして何問に対して同じ答えが得られるかを競いました。

ちなみに、クルーズでは割とポピュラーなゲームショーのようで、2008年に参加したカリビアンクルーズでも、2019年の9月に参加したニューイングランド&カナダクルーズでも全く同じ形式のクイズショーが開催されました。

今回は劇場ではなくてExplorer Loungeというラウンジで行われたため、座席数が少なかったことと、直前までマジックショーを見ていたので席取合戦に出遅れたため立ち見となってしまいましたが、抱腹絶倒のショーで最後まで楽しめました。

4.スケジュール表

5.  (参考)プリンセス・クルーズ・
ショアエクスカーション

上述の通り、私は今回も外部のツアーを利用しましたが、プリンセス号内でも、 以下のアクティビティ(単体また2種類以上の組み合わせ)を含むショアエクスカーションが用意されていました。

オンラインサイトおよび船内にあったパンフレットは英語表記のみでしたが、たまたま日本語のPDFファイルを見つけたので、スキャグウェイで選べるアクティビティを紹介します。以下、日本語PDFファイルの32ページ目からの引用です。

(1) アウトドア・アドベンチャー( Outdoor Adventures)

アウトドア好きの方にとって、これ以上の場所はないと言っても過言ではないでしょう。犬ぞりやホエール・ウ ォッチング、ハイキング、自然観察、飛行、ジップライン空中散歩などをお楽しみいただけます。

(2) トーテムバイト州立歴史公園 (Totem Bight State Park)

静かな森林地帯にある公園には、それぞれには物語のあるトーテムポールが14本あります。19世紀の集会 小屋が再現され、先住民族であるハイダ族、トリンキット族の生活を垣間見ることができます。

(3) サクスマン村 (Saxman Native Village )

村に入るとトリンギット族のお出迎えが皆様をお待ちしています。豊かな生きた文化を体験できる村内では、 トーテムポールの謎が明かされます。彫刻実演、素晴らしい芸術品を売るお店、先住民族のダンスショーな どをお楽しみください。

(4) アラスカ熱帯雨林保護区 (Alaska Rainforest Sanctuary )

面積0.16平方㎞の森林保護区には白頭鷲、アメリカグマ、アザラシ、その他様々な鳥が生息しており、また、 トナカイや鷲が飼育されています。トーテムポール職人の実演を見ることが出来ます。

(5) ミスティフィヨルド国定公園 (Misty Fjords National Monument)

大自然の力でゆっくりと形づくられたドラマチックな自然美に身を置いてみてください。2000 平方㎞の公園内 には花崗岩の垂直に切り立った崖があり、300 メートルの高さのある滝や透明に透き通った湖などご覧いた だけます。

(6) アラスカ木こりショー (Great Alaskan Lumberjack Show)

過去の時代に遡ったような楽しい時間。世界チャンピオンのアスリート達が作業台きざみ、チェーンソー、斧 投げ、木転がし、高さ 45 メートルの木登りなどを競い合います。

(7) ジョージ・インレット・ロッジ (George Inlet Lodge)

1940 年代の缶詰工場宿舎だった歴史的ロッジは、ケチカンより南 24 キロにある現在は壮観なジョージ入り 江水路の岸にあります。112 キロメートル以上の距離をログいかだで引かれて移築されたものです。

(8) クリーク通り (Creek Street)

歴史ある板張りの遊歩道はゴールドラッシュ時代の歓楽街でした。趣が残るこの町では、ドーリーズ・ハウス 博物館、トーテムポール、買物やギャラリーなどをお楽しみいただけます。

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アメリカ(ニューヨーク)に住み始めて17年目です。このサイトでは、ニューヨークの最新の現地情報、およびこれまで行った旅行について書いていく予定です。これまで20か国程度旅行したのですが、最近はもっぱら北米および日本国内の旅行にとどまってます。
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