2019年アラスカクルーズ 7泊8日の旅(2):予約および準備編

アラスカクルーズに行くと決めた人のための予約・準備編です。クルーズの予約をする際に色々決めておくことがあります。また、アラスカクルーズに行くにあたって持っていくといいもの、新たに購入したものなどをまとめました。

1. クルーズの予約時に決めること

1.1 キャビンタイプ

まずは、キャビンタイプです。クルーズラインによって呼び方が若干違いますが、主に インサイドキャビン(窓無しの内側の部屋)、アウトサイドキャビンまたはオーシャンビューキャビン(窓付きの部屋)、バルコニー(バルコニー付きの部屋。バルコニーにはテーブルと椅子が設置されている)、スイート(広くて豪華な部屋。バルコニー付き)等に分かれています。

アラスカクルーズの場合はバルコニー付きのキャビンが一番人気とのことで、予算が許すならばバルコニー付きをお勧めします。ちなみに私は、最初は予算の都合上アウトサイド・キャビンを予約したのですが、出発日の2週間前に安価 でバルコニーにアップグレードできるというオファーが来ました。ずっとバルコニー付きキャビンで予約しなかったことを後悔していたので、そのオファーを利用し、結果的にはバルコニーキャビンでのクルーズとなりました。

1.2 デッキの位置・キャビン番号の選択

予約時には、(1) 自分でデッキ番号およびキャビン番号を選ぶ方法と(2) クルーズラインに一任する方法があります。

自分で選ぶ場合は、以下のサイトが 、クルーズ船の揺れ具合、騒音の度合い(カジノや船内の劇場との位置関係)などを勘案して、お勧めのキャビンを解説してくれており、参考になります。

Cruise ship deck plans reviews - newest decks layouts, staterooms information (floor plans, cabin sizes, types, amenities), shipboard facilities reviews

このサイトによると、プリンセスクルーズの場合は、デッキ9、10、11、12がお勧めとのことです。デッキだけでなく、キャビン毎(部屋毎)の評価も載っています。

Ruby Princess Best & Worst Staterooms: Summary
Best Cabins on board the Ruby Princess are staterooms and suites on Decks 9, 10, 11, and 12.
Cabins to be wary of on board the Ruby Princess are staterooms and suites on Decks 5, 8, and 14.

Picking the Best Cabins on the Ruby Princess

どのキャビン番号がクルーズ船のどの辺に位置するか等は以下のサイトが参考になります。以下はルビープリンセスの場合です。

Ruby Princess deck plans - review of all facilities, activities, amenities, deck layouts

1.3 夕食の時間

プリンセスクルーズの場合、夕食については、(1) 全行程を通して同じ時間帯に食事がとれるTraditional Diningと、(2) 夕食の時間帯ならいつでも着席できるAnytime Diningのいずれかが選べます。(1)のTraditional Diningの場合は、6pmから食事ができるグループと8:15pmから食事ができるグループと、2グループに分かれています。この夕食の時間帯はクルーズの予約時に設定されるようですが、空席がある場合はオンラインで変更することができます。

私がアラスカクルーズの予約をしたのは2018年の11月末だったのですが、希望を聞かれることなく8:15pmのグループに振り分けられていました。オンライン上のプリンセスの自分のアカウントで確認したところ、6pmからのグループは人気のようでキャンセル待ちになっていました。基本的にバッフェがかなり遅くまで開いているので、夕食を早めに食べたい場合はバッフェで済ませることも可能なのですが、やはりフレキシブルな方がいいので、私はAnytime Diningに変更しました。

ちなみに、今回が2回目のクルーズで、10年以上前にマイアミ発着のカリビアンクルーズに行ったことがあるのですが(たぶんカーニバルクルーズだったと思います)、その時はAnytime Diningというオプションはなく、Traditional Dining のみでやはり食事時間は2グループに分かれていました。

2. クルーズの予約が済んだらやること

2.1 飛行機の予約

クルーズの予約が済んだら次は飛行機の予約です。ここで、行きの便については出航の何時間位前に到着する必要があるのか、帰りの便については帰港後何時間位後のフライトなら間に合うのかの情報を収集する必要があります。

プリンセスクルーズの場合は、寄港地毎のフライトガイドラインが載っています。シアトルの場合は以下の通り出港日は出発時間の3時間以上前に、帰港日は到着時間の4時間以上余裕をもったフライトを予定するようにとのことでした。

Seattle
Embarking Passengers
For voyages that depart from Seattle, the latest domestic flight arrival is 3 hours prior to ship’s departure.
Disembarking Passengers
For voyages that arrive in Seattle, the earliest domestic flight departure is 4 hours after ship’s arrival.
Please note, the above flight guidelines are for passengers sailing on a cruise roundtrip from Seattle.

Flight Guidelines for Port Cities – Princess Cruises

2.2 クルーズ保険の申し込み

クルーズの直前でも購入可能ですが、保険はクルーズのDepositの支払い後15日以内に購入することをお勧めします。というのは、保険の対象となる旅行の支払いをしてから15日以内に購入した場合には、Pre-Existing Condition Exclusionという特約が付いていることが多いからです。これはPre-Existing Conditionが理由で旅行キャンセルされた場合もカバーされるという特約です。

アメリカ在住者が、割安なクルーズ保険をいかに選ぶかについては、親サイト(暮眞★潤のアメリカ生活お金の話)に投稿した、以下の記事を参考にしてください。

今年(2019年)の夏休みに、かねてから行きたいと思っていたアラスカクルーズ(7泊8日)に行ってきました。 という話を友人・知人にすると、費用について聞かれることが多かったので、クルーズの費用についてまとめてみました。その時に学んだ、クルーズ旅行をできるだけ安く済ませるためのコツも併せて紹介します。

2.3 オプショナルツアー(Shore Excursions)の申し込み

オプショナルツアーについては、クルーズ直前でも、空きがあればクルーズ中でも申し込み可能ですが、人気のツアーは早めに申し込まないと希望の時間帯に予約が入れられない可能性があるので、その点だけ注意してください。

ちなみに、私はずっと後回しにしていたのですが、出発の2週間ほど前に重い腰を上げて、ジュノーでのWhale Watching and Mendenhall Glacier Tourに、スキャグウェイでのWhite Pass Summit & City Tourというバスのツアーへ申し込みをしました。

スキャグウェイではWhite Pass へ行く電車が一番人気のようで、何回か出発していたようなのですが、私がチェックした2週間前というタイミングだと午前中に出発するツアーは既に売り切れ、午後出発のツアーしか残っていませんでした。

ケチカンでは前もっての予約はしませんでしたが、下船後、バスツアーに申し込み・参加しました。ジュノー、スキャグウェイでも下船後に当日参加できるツアーデスクがあったので前もって決めておくのが苦手な人は当日現地で申し込みも可能です。

3. クルーズの準備

最後に、アラスカクルーズに行くときに持っていきたいものです。私はこの機会に、双眼鏡とカメラを購入しました。

  • 双眼鏡(遠くから、熊、鷹、マウンテン・ゴート等の野生動物を見る機会があります。またホエールウォッチングのツアー等に参加するときは必需品です)
  • カメラ(以前から欲しいと思っていた望遠レンズのついたカメラを購入しました)
  • レインコート、折畳み傘
  • 水着(実際には使いませんでした。よく考えたら寒かったので不要でした。とはいえ、毎日誰かしらプールで泳いでいたので、プール好きの人は持って行ってもいいかも)
  • スーツやカクテルドレス等のフォーマルウェア、きちんとした靴(3泊程度の場合は1回、7泊だと2回フォーマルナイトがあり、夕食時にフォーマルウェアを着る必要があります。バッフェで夕食を食べる場合にはフォーマルウェアを着る必要はありません)
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アメリカ(ニューヨーク)に住み始めて17年目です。このサイトでは、ニューヨークの最新の現地情報、およびこれまで行った旅行について書いていく予定です。これまで20か国程度旅行したのですが、最近はもっぱら北米および日本国内の旅行にとどまってます。
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